読書のすすめ | ||||
高齢になるとついつい本を読むことが億劫になったり、老眼が進んだので小さい字は苦手などの理由で読書の習慣がなくなりがちです。小さい字が苦手なら電子書籍の利用も検討してみましょう。 認知症にならないためには、カラダや頭を動かすことが有効とされています。古市義雄氏は「毎日、30分でも読書の時間をつくる」ことを提唱しています。 テレビを見る時間を30分読書に転換すれことで多くの知識や情報を手に入れることができます。図書館を利用することもよいと思いますが、できれば自分で購入することをお薦めします。中古本でもあまり傷んでいないものも多く、本によっては探してみるのもよいでしょう。 外山滋比古氏は『老いの整理学』で老年の読書法について次のようにを述べています。(p100~) うまく本を読むのは仕事として読むのではなく、スポーツ、遊びとして読むのである。……いい気持ちで、面白そうな本、おもしろくはないが、ためになりそうな本を読む。 わからぬところは飛ばす。これはと思ったところでひと休み、そこで、本に書いていないことを考える。ひょっとすると、本の知らない発見が起こるかもしれない。もちろん、最後まで読み切る必要はない。 眼科医の平松類先生は、老化により目の疲れから、行を飛ばしてしまったり、同じ行を何度も読んでしまい、内容に集中できず苦労するときは「タイポスコープ」という道具を使うと効果的だと言われています。
電子書籍を利用するには 電子書籍を利用するためには、パソコン、タブレット端末、スマホ、専用端末などを用意する必要があります。 専用端末の代表的なものは、AmazonのKindle、楽天ブックスのKoboなどがあります。いくつかのサイトのものを読みたい場合は、汎用の電子書籍リーダーかタブレット端末にアプリをインストールして利用することになります。汎用の電子書籍リーダ-は高価な点が難点ですが。 目が疲れない観点からは、紙の書籍が一番ですが、次いで電子書籍リーダー、タブレット、スマホの順になります。 電子書籍を扱っているサイトは、いろいろあります。私が利用しているものは、honto(運営会社 大日本印刷 https://honto.jp/) 、楽天ブックス(運営会社 楽天 https://books.rakuten.co.jp/ 、Reader Store(運営会社 ソニー)Kindle(運営会社 Amazon) などです。 電子委書籍を扱ってるサイトに登録しておくと、割引クーポンやポイントなどを受け取ることができます。電子書籍は紙の本に比べると殆どの場合、低価格に設定されていることが多いのでが電子書籍と紙の本のどちらを選ぶか本の内容などにより決めましょう。 ただし読みたい本がすべて電子書籍化されているとは言えない点にも注意が必要です。 |
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