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人生100年時代の生き方を考える
もしもに備える(2)
リビング・ウイル
リビング・ウィルは、終末期の医療・ケアについて自分の意思を表明するものです。あくまでも自主的に書くもので、他人に強要されて書くものではありません。理性的な判断が可能である70歳頃までに書くことが望まれます。
但し、後日、思い直したり、書き加えたり、削除したい項目などがでることもあるので、定期的に更新することが必要です。できれば、2、3年に一度は見直してみましょう。病院、自治体、医師会などで作成されている事例として次のようなものがあります。
聖路加国際病院のリビングウィル
患者の意思を尊重した治療のために、次のような内容になっています。
リビング・ウィルの説明
「私のリビングウィル 自分らしい最期をむかえるために」の使い方
「私のリビングウイル 自分らしい最期を迎えるために」によってできること
もし、あなたが【病気や事故で意識や判断力の回復が見込めない状態になった場合、どのような治療を望まれますか?
署名・同意された方々へのお願い
須坂市 人生の最終段階における医療・ケアについての生前の意思表明
ハッピーエンド計画
内容は次のような項目から構成されています。
生前の意思表明をしましょう。
なぜリビングウイルが必要なのか。
リビング・ウィルの説明。
「人生会議」を開きましょう。
私の最期が近づいたときの延命治要について希望すること
安らかな看取りのために(ご家族様へ)
旅立ちが近づいているときの状態
旅立ちが訪れたときの状態
旅立たれた時の対応
千葉県医師会 私のリビングウィル
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「私のリビングウイル」についての説明
ご本人へ
ご家族や代理人の方へ
医療職の方へ
医療処置の内容が詳細に記入できるようになっており、更新が容易にできるよう工夫されています。
葬儀や献体希望の場合の有無、かかりつけ医療機関等の項目もあります。
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